土地の権利:所有権と借地権

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こんにちは。だんだんホームのYです。

毎日寒い日が続きますが、春の訪れが待ち遠しいですね。

 

さて、土地をお探しの方は、物件詳細のなかで【権利】という項目を目にしたことはありませんか。

その権利には、『所有権』と『借地権』とがあるのを知っていますか?

言葉の感じから、何となくは想像つかれるかもしれませんが、具体的にどのようなものなのか、

今回はこれらの違いなどをご紹介していきたいと思います。

 

 

所有権とは?

 所有権とは、対象物を全面的に支配することができる権利を言い、

  土地においては、所有者は、その土地を自由に使用、収益、処分する事ができる権利です。

 

  すなわち、所有権のある土地を購入すれば、法律の範囲内であれば、自由に利用できるのです。

 (法令により、土地の「用途」や建築する建物の「構造」「高さ」「建ぺい率」「容積率」などの制限はあります)

 状況に応じて色々な使い方ができるので、土地の汎用性は高くなるでしょう。

 

 例えば、購入した土地に自由に自宅を新築、年数が経てば増改築することができます。

   収益を得ることもできるので、その土地を貸し駐車場などにして、収益を得ることが可能です。

 また、土地を処分する権利があるので、住宅と併せて土地を売却することもできます。

   将来子供に土地を相続させたり贈与したり場合も、特に制限なく行うことができます。

 

 

所有権のメリット・デメリット

 所有権のメリットは、なんと言っても自由度の高さ。

   また、不動産としての資産価値が高いこともあり、家を建てる際ローンを組み安いというのも、大きなメリットです。  

 

   デメリットは、納税の義務を負うことです。

   毎年の固定資産税がかかりますし、地域によっては都市計画税を払わなければばりません。

 

 

借地権とは?

 では、もう一つの借地権とはどのようなものでしょう。

 借地権は、他人から土地を借り、その上に建物を建てるための権利です。

 大きな特徴としては、建っている建物の所有者と、土地の所有者が違うことになります。

   土地と建物の所有者が異なることで様々なメリット、デメリットとありますので、見ていきましょう。

 

 

借地権のメリット・デメリット

 借地権は所有権に比べて資産価値が低く、住宅地では所有権としての市場価格の6~7割程度で取引されるのが一般的なので、取得時の費用を抑えることができます。

 また、建物の固定資産税は払わなければなりませんが、土地は地主のものであるため土地にかかる固定資産税や不動産取得税などの納税の義務はありません。

 デメリットとしては、土地に対して毎月の借地料が発生する点です。

 また、その土地に住宅を建てるにしても制限が多く付きます。

 将来事情が変わり住宅を売却したくなった場合や、建物のリフォームやリノベーションする場合も、その土地の所有者の承諾が必要となります。

 また、その際には承諾料などが発生する可能性もあります。

 

 借地借家法という法律がありますが、地主との権利関係が複雑になることもあらかじめ理解しておきたい点です。

 

 

まとめ

 所有権と借地権の特徴、どのような違いがあるかなどを見てきました。

 初期費用は高いが、土地の自由度が高い所有権のある土地が良いのか、

   初期費用は安く抑えられるが制限が多く毎月の土地代や変更の際の承諾料などがかかる借地権のある土地が良いのか。

 所有権のある土地の売買が一般的ではありますが、

    例えば、若いうちは都会の方に住んで、退職後は田舎へ引っ越したい場合など、

 初期費用が安く抑えられる借地権の土地という選択肢もありますね。

 

 土地の権利の種類も、土地選びに活かして頂ければ幸いです。