不動産購入の申し込みから引き渡しまでの流れ

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更新日:2018/10/04

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不動産購入の申込みから引渡しまでの流れについてです。

物件見学をしてじっくりと検討し、購入する物件が決まったら、意思表示として「申込み」をして、手続きを進めていきます。

購入の意思表示をしてから契約までの流れを説明します。

1,購入申込みをする

「申込」とはその物件を購入することの意思表示です。

複数の購入希望者がいた場合、一般的に申込をした順に交渉の優先権が確保されます。

申込書(買付け証明書などということもあり)当社では「不動産購入申込書」といいます。

それに署名・捺印して提出します。

申込みの際には有効期限を定めることが一般的です。有効期限内に売買契約をすることになるので、2週間前後の期間を設けるのが理想です。

即日の契約をする必要はありません。期限は必ず確認するようにしましょう。

住宅ローンを利用する場合、この段階で事前審査を申請するとスムーズです。

申込をした順に交渉の優先権が確保されない場合もある

ご注意いただきたい点として、売主が建設会社等の業者の場合、お申し込み順ではなく、契約準備が整った方を優先して売買契約することがあります。

この場合、金融機関より住宅ローンの仮審査の承諾を得ていることが必要となります。

2,売買契約を行う

次に「売買契約」を行います。売買契約書に署名・捺印することですが、売買契約の前には宅地建物取引士から重要事項の説明を受けます。

売買対象不動産の「権利」「法令上の制限」「契約解除の契約条件」など重要な内容についての説明を受けることです。

お金に関わる内容もあります。

契約書・重要事項説明の内容は複雑で難しいので、不動産屋に頼んで事前にコピーしてもらい、契約当日までに目を通しておくのがベストです。

わからないことはまとめておき、契約をする前に質問するようにしましょう。

また売買契約の際には、手付金を支払うことが一般的です。

手付金の金額は取引内容や諸条件にもよりますが、売買金額の5~10%になることが多いです。

手付金は、買主都合で売買契約を撤回(キャンセル)した場合、返金されません。

不動産の契約に「仮契約」はありません。売買契約書に署名・捺印すれば売買契約が成立となりますので説明をしっかりと聞き、書類や内容をきちんと確認しながら進めていくようにしましょう。

3,住宅ローンの契約

住宅ローンを利用する場合、売買契約後、遅滞なくローンの本審査の申込みをします。

通常は2週間前後で承認が出ます。その後、金融機関とローン契約を結びます。

ローン申し込みに必要なもの

実印・印紙代・印鑑証明書・住民票・源泉徴収票・実測図

売買契約書・重要事項証明書・登記簿謄本・付近案内図

などが必要になります。金融機関によって必要書類が異なるので事前に確認してください。

尚、金融機関との契約は必ず契約者本人が出向く必要があります。

住宅ローンの本審査の承認がおりたら、決済と引渡しとなります。

4,残代金決済と物件引渡し

売買契約を交わし、住宅ローンの申込みをして承認が降りれば、残代金の支払い(決済)をして引渡しを受けます。

まず引渡し後のトラブルを未然に防ぐため、「契約どおりか、内容と一致するか」売主・買主双方で、物件の状態についての最終確認を行います。

契約時にそうした機会が設けられるか確認・要求しておくといいでしょう。

確認が終わったら残代金を支払い、所有権を売主から買主に移転します。

住宅ローンを利用する場合には銀行で借入を行い、その場で売主に残代金を支払います。

不動産登記は司法書士に必要書類を渡し申請を依頼します。

固定資産税などの清算や仲介手数料などの諸費用の支払いを行います。

カギの引渡し、関係書類(付帯設備の説明書・保証書など)を受け取ってすべての取引が終了します。

不動産購入は人生のうち何度もあることではない大きな買い物になります。

正しい知識や情報を得て、分からないことは遠慮せず都度確認しながら、進めていくようにしてください。