土地区画整理?どんなメリットがあるの??

公開日:

カテゴリー: 不動産  タグ:  | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | |

こんにちは!

営業サポートなかやまです♪

今回は、土地区画整理について学んでいきたいと思います。

 

土地区画整理とは??

イメージすると、こんな感じ。

複雑に入り組んで、道路も狭い古い町並みから。。

道路が大きくきれいに整理され、公園ができ、A~Fのそれぞれの区画も整然と並び、住みよい街となりました。

これが土地区画整理事業です。

 

どんなメリットがある?

上の図では5区画しかありませんが、実際は何十、何百もの広い範囲で整理事業が行われることが多いため、

その地域一体がきれいな整理された街並みに代わります。

そうすることで、整然とした利便性の良い土地となり、土地の評価が上がります🌸

 

広く見通しの良い道路が作られ、公園も一体として整備されるため

安全性や防犯面も向上します。これらを含めて住環境はグッと改善します。

隣地との境界も明確となり、一つ一つの土地もきれいな形に整えられるため、宅地としての利用価値も上がります。

上下水道やガスなどのインフラ施設も一体として整備され、管理もしやすくなります。

 

 

広大な農地や山林が土地区画整理事業の区域に指定されることもあります。

そうすると、新規住宅地がイチから作られるため、新しいコミュニティで新生活を始めやすいとも言えますね、

 

 

土地区画整理事業の流れ

 

①計画決定

 ここからここの範囲で、土地区画整理を行うぞ!

 という大まかな計画をします。

 

 〇誰が行うの??

 土地区画整理事業を行う組織を事業主体、と呼びます。

 事業主体は、個人・土地区画整理組合・市区町村などのパターンがあります。

 

②事業決定

 新しい区画や道路、公園などの位置を決定します。

 着工時期、完成予定時期を決めていきます。

 

③仮換地指定

 上のイメージ図を見ると、A~Fそれぞれの土地の形が変わっています。

 区画整理前の土地を【従前地】といい、

 事業決定によって新しく配置される土地を【仮換地】と呼びます。

 仮換地指定がなされた段階で、土地の所有者は従前地を使用することができなくなり、仮換地を使用することとなります。

 

 基本的に道路を広くしたり、公園を作ったりするため、

 従前地の面積は仮換地面積よりも小さくなることがほどんどです。

 この土地が減ることを【減歩】とよびます。

 土地の所有者は区画整理に当たって、費用を負担することはありません。

 その代わりに、自分の土地の一部を差出す必要があるのです。

 

 せっかく持っていた土地が減ってしまうのは残念・・・ですが、

 土地区画整理の整備完了後に土地の価値は上がりますので、メリットの方が大きいですね!(^^)!

 

④換地処分

 すべての工事か完了すると、換地処分がなされ、

 従前の土地の権利が、換地された土地上に移ります。

 事業主体によって、土地建物の登記も変更手続きをします。

 区画整理事業は完了ということになります。

 

まとめ

今日は土地区画整理のおおまかな概要についてご紹介しました。

仮換地や減歩など、聞きなれない言葉も出てきましたので、

次回はもう少し踏み込んでいきたいと思います!

 

それでは~👋